株式優待その他

大体、3月期末に行われる株主優待は本来、株主様へのご褒美なので

手法も何もないように思えますが、リスクを最小限に株式優待だけ

頂く方法があります。

特に違法なことをするわけではないのですが、低リスクで株主優待を

取得するには、信用取引が必要になってきます。

信用取引をするには、信用口座を開かないといけません。

今なら(H21年現在)無料で開くことができると思います。

ただ、投資経験がないと口座を開かせてもらえないことが多く、

最低でも1年以上の投資経験がなければ難しいようです。


低リスクで株主優待を取得する方法

株主優待を取得するには、権利確定日に単元株を現物で持っている

だけでいいのです。

これを、権利取りといいます。

権利確定日とは?

権利確定日とは、株主優待を受けるために株主として名簿が登録される

日付のことです。

権利確定日に株を買ったらいいというわけではなく、名簿に登録される

には3営業日かかるので、それまでに株を購入しなければなりません。

その日のことを、最終売買日と呼びます。


具体的な方法

金曜日が権利確定日の場合

その週の月曜日が最終売買日なので、この日の朝の寄付きで両建て

します。(買いのつなぎ売りを行う)

具体的には、前の日(この場合日曜日)の場が終わった後、

夜の10時ぐらいにほしい優待の銘柄を「買い」300円の株を1000株、

「カラ売り」(信用の売り注文)300円の株1000株を「寄付き」で

予約注文を入れておきます。

次の火曜日(権利落ち日)に両建てしたものを現渡(カラ売り現物決済)

します。

これで、優待がもらえるわけです。

ようするに、権利確定日から5営業日前が最終売買日になります。

まとめると以下のようになります

・金土日曜日が権利確定日の場合:その週の月曜日が最終売買日

・木曜日が権利確定日の場合:前の週の金曜日が最終売買日

・水曜日が権利確定日の場合:前の週の木曜日が最終売買日

・火曜日が権利確定日の場合:前の週の水曜日が最終売買日

・月曜日が権利確定日の場合:前の週の火曜日が最終売買日


優待取りのリスク

手数料以外にかかるコストは、優待取りの増加でカラ売りがたくさん入る

ため、株不足が発生し借入側が品貸料を払わなければならない場合が

あります。

それを逆日歩と呼びます。

逆日歩は、制度信用取引(証券取引所既定)にしか付きませんが

一般信用取引(証券会社既定)でカラ売りができる証券会社は少ない

ため、実質避けて通れないでしょう。

日々、日証金から発表されますが、取引の日にいきなり逆日歩が付く

こともあるので注意が必要いです。

もなえる配当の価値と逆日歩を比べて、有利だと思えば構わず優待取り

に行きましょう。



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