投資主体別売買動向

外国人が実際に買い越しているのか、売り越しているのかを正確に

確認したい場合、寄り付き前の外資系動向より投資主体別売買動向を

見ます。

また、寄り付き前の外資系動向と違って、毎週一回しか発表されませんが、

どの様な資金が流れているのか、投資主体別売買動向を見れば

一目瞭然です。

株価を動かす原動力と思われている、外国人と年金(信託銀行)の

動向はチェックしたいものです。

相場がよいときは、ずっと外国人は買い越しです。

底値で止まって信託銀行が買い支えれば、その後上がり、上値で

止まっていれば売っている場合が多いように思えます。

出来高の厚みや、他の要素も絡んでくるので一概には言えませんが

傾向としては読み取れます。

外国人は買うときはずっと買ってきますし、売るときはずっと売ってきます。

そうなれば、寄り付き前の外資系動向もどちらかに偏ります。

中長期やスイングなら投資主体別売買動向だけ見ていればいいのでは

ないかと思います。

しかし、そのような偏った相場もなかなかタイミングよく現れないですよね。

いつか現れるときはきっと、来るはずなので毎日株価の動向と共に

投資主体別売買動向もチェックしましょう。


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