寄り付き前の外資系動向

朝寄り付き前に外資系動向が発表されます。

マーケットスピードでも見ることができます。

枚数は買い越しだが金額は売り越し・・・などなど。

これを知ってどのように使われるのでしょうか。


外資系動向 枚数と金額ベース

まずは外資系動向の枚数と金額ベースの違いからです。

枚数は純粋に株の枚数です。(1000株だと1000枚です)

金額ベースは株を売買するための値段です。

これから何がわかるかというと、枚数が買い越しで、金額が売り越しの

場合、金額の小さい小型株が活発に取引されていることがわかります。

その逆に、枚数が売り越しで、金額が買い越しの場合、金額の大きい

大型株が買われていると予想できるので、どのような傾向で株が買われて

いるかがわかります。

また、売り買いの厚みも相場の活況度がわかり動くかな?

など予想してみます。

ただ単に買いが多いから今日は上がるのでは?と予想すると

寄りだけ高かったりしますし、NY(ニューヨーク)が高値で日経も

高値で寄りそうなときに大幅売り越しなんてこともあります。

今、外国人は売っているのか、買っているのか、どう考えているのか

この寄り付き前の外資系動向でわかってきます。

投資主体別売買動向が毎週発表されますので、外国人がどれぐらい

買っていたのか、寄り付き前の外資系動向と比べてみてください。

何をしようとしているのかがなんとなくわかってこないでしょうか?


外資系動向の情報は、集計の仕方が正確な情報ではないため

目安だと捉えてください。


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