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板寄せ時、同時呼値の配分 |
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板寄せ時に同時呼値の配分を行うのですが、アローヘッド導入により
ルールがかわりました。
旧システムでは、各証券会社に5枚(1単位ずつ5周)、次に1/3、1/2と
割り当てられていましたが、新システムは1枚(1単位ずつ全数)
割り当てられるようになりました。
例を踏まえて説明します
買い注文が指値注文で100万株が約定されると仮定します。
それぞれの注文は、
A:50万株
B:30万株
C:20万株
新システムの場合、AからCまで1単位(1000株)ずつ順番に
割り当てられます。
1回目
A:50万株-1000株で49.9万株
B:30万株-1000株で29.9万株
C:20万株-1000株で19.9万株
2回目
A:49.9万株-1000株で49.8万株
B:29.5万株-1000株で29.8万株
C:19.9万株-1000株で19.8万株
3回目
・・・・・・
1単位(1000株)ずつ100万株がなくなるまで永遠と続きます。
旧システムでは5枚の注文なら比較的約定されやすいので
意図的に注文を出すことがありましたが、新システムなら
いくらでも、約定しやすいということでしょうか?
その他のルールは前と同じように証券会社内で決められています。
ストップ時の配分は、アローヘッドの変更事項に「もう一方の最低単位以上が
合致する値段で約定成立。ストップ配分時には、各取引参加者に
最低単位以上の配分が行われない場合には約定不成立」という以前の
システム内容が削除せれました。
(この行為を食合いと呼んでいます)
このことにより、不成立になることがなくなり、1単位(1000株)ずつ
順番に割り当てられます。
以前のように注文の数量におおじて比例配分されることはないようです。
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