三角保ち合い

三角保ち合いとは、チャートの形が安値、高値を挟んで三角形のよな

状態になることをいます。

保ち合いから放れた方に抜けるのはどのテクニカルでも同じですが、

特に、三角保ち合いはテクニカル的に強いシグナルではないでしょうか。

下記は日経平均225のチャートですが、高値を結んだ線と安値を結んだ線で

三角形を描いたようになっています。

この時点で、相場の感じなどから判断してどちらに放つのか判断します。




※三角保ち合い(ペナント)


色々な三角保ち合い

三角保ち合いでも上値(高値)が同値で、下値を切り上げてくる形(図1)や

下値(安値)が同値で上値を切り下げてくる形(図2)があります。


※図1


※図2


このように上面もしくは底面がフラットな形になる場合、ウェッジと

呼んでいて、図1の場合上に放たれやすく、図2の場合下に放たれやすく

なる形になります。

理由は、切り上げもしくは、切り下げしていく方向に力が働いているが

レジストライン(しこり)で大勢の売買圧力がかかっているからです。

時間と共にしこりも少なくなり、やがてパワーが強い方に放ちます。

パワーによっては、とても大きく放れるのでこの形が現れた銘柄は

チェックしましょう。


三角保ち合い(ペナント)

ペナントの形ではどちらか強い方に放れますが、チャートの形だけでは

どちらに放つのかわかりません。

ここで、相場感に頼るしかないのですが、ここでも大口の存在がどちらに

放つのか教えてくれます。

大口の買われ方などは、ここのホームページに色々書いていますので

参考にしてください。

強弱がわかるようになれば、どちらに放れるか、だいたいわかるように

なると思いますよ。