信用評価損率

信用評価損率とは、信用取引を行う上でどれぐらいの損失を出しているかを

計算しているものです。

グラフのように絶えずマイナスになっています。



※信用評価損率グラフ

見方としては、-3%を越えたあたりで相場の天井と見ます。

-10パーセントを下回ると追証が入り安くなるので、大きく市場が下げて

止まれば相場の底と見ます。

-20%ぐらいまで下がれば、底になる可能性は高いです。


追証とは

信用取引を行う場合、証券会社に委託保証金(担保)を口座に入れて

おかないとダメののですが、この委託保証金の維持率が30%(証券会社

によって異なる)を下回ると追加で口座にお金をいれないといけないことです。

入れないと、強制的に決済されます^^;

信用評価損率が-10%を下回ると強制決済せざる負えなくなるので、一気に

下げてきます。

普通の下げ方ではないので、わかると思いますが信用評価損率を知っていれば

なぜ下げたのかがわかるということですね。

また、追証をあてにして手堅く仕掛けてくることもあるので、さらに動きが

急になります。

その後、大いに上がることが期待できます。

日中足を見て、なぜこんな急に下げたのかな?なんて思っていたら

このようなからくりがあるかも知れません。