株投資は博打なのか?

博打の定義を調べてみると「偶然の成功をねらってする危険な試み。」と書いてます。

この内容なら、みな一様に儲けようと思って調べているのだから株投資は博打ではないですね。

そういうことではない!

わかりました、パチンコや競馬、麻雀、サイコロなどなどの事を言っているのですね。

もし、これらが博打というなら株投資も博打でいいのではないでしょうか。

要するに、何をしても勝てばいいのです。

例えば、サイコロです。

サイコロなんて、2個振ると7になる組み合わせが一番多いので、結局7を起点にきれいな正規分布の

グラフが出来上がることになりますね。

よって、大数の法則により確率は5分5分になる。

結局、博打だ!

しかし、プロの世界では自由に出目を出します。というか、なんでも出す努力をします。

振ると見せかけて、気をそらせたすきに好きな出目を置いたりします。

練習すれば、好きな出目など簡単に出します。

なんでもありです。それがプロです。

サイコロも株投資も、偶然の成功などねらって、勝てるわけがないのです。

株投資の世界でも仕事でも同じで、何事もプロ意識を持って行動することが勝者になれるのです。

こう書くと勘違いする人もいるかも知れないので忠告ですが、用は見抜く力を養いだまされないように

することと、偶然性を排除することで、自分が違法行為をするということではないですよ。

プロに勝つには、プロ意識を持って何事にも挑みなさい、ということです。

こう考えてみると、株投資が博打であるという定義は、違うような気がするのですが。

それでも、気になされる方は、次の「本当の投資」の項目へ


本当の投資

株の事を英語でshareとも呼びますね。

shareとは、株主が企業成長のために協力し、成長とともに、労働とは違う形で報酬のような物を

株主に支払う、ような意味で捉えています。

本来、株投資の目的は、その会社に就職する意思をもって購入するものではないでしょうか。

運命共同体なので、株が上がった下がったというよりも、下がった時に助けるために株を

購入し、決して売ることはしません。

購入した会社の株は、調べ尽くしているので、どの位置が底値か大体分かるはずです。

下げれば、ナンピン買い(買い増しして平均コストを下げること)です。

売るときは、退職金で配当は、お給料です。

これが、本来あるべき投資なのです。

大半の人が行おうといていることは、投資ではなく投機なのです。

これで、もう、株は博打だなんて言わせませんよ。